「ふー、やっと着いたー」

飛行機から降り、空港のロビーに到着した香穂子は大きく伸びをした。

「結構かかっちゃったけど、まだ時間は大丈夫・・・だよね?」

自らの腕にはめたものと空港の時計を見比べ、時間の確認をする。
聞こえてくる言葉も、目に映るその姿も、全てが異国のもので
初めて足を踏み入れた国への好奇心と興味から、自然と気持ちが浮き立つのを感じていた。











ウィーンの春











「よーし、こんなものでいい・・・かな?」


今朝の早起きの成果を見回し、我ながらなかなかの出来に、香穂子は満足した。
毎朝早く起きてはいるが、いつもはヴァイオリンの練習に時間を使っている。
ところが今朝は、あえてその時間を料理のために当てて、作り終えた品々を見ていたわけだ。
しかし、それは毎朝作る自分のためのお弁当ではないし、家族と一緒に食べる朝食でもない。

今日は、大切なーー大好きな人が生まれた大事な記念日。
もちろん、家族や友達に、音楽を通して知り合った仲間たち・・・・・・。
たくさんの大切な人がいるが、彼はやっぱりその中でも特別だ。

そんな重要な日なのだが、当の月森は今国内におらず海外に留学しており、彼と遠距離恋愛中な香穂子なのである。
去年はその日が来る前に月森は向こうに出発してしまったため
電話越しの”おめでとう”とヴァイオリンの演奏・・・。
そして子包でウィーンへ送った誕生日プレゼント。

けれど、やはりそれだけでは寂しい。
だからせめて今年は直接会って一緒にお祝いしたい。
そう思い、2人で食べるために作ったお弁当を持って、彼の居るウィーンまでやって来たわけである。・・・それも内緒で。


「ふふ、驚くかな〜」


もちろんしっかりヴァイオリンも持参してきた。
せっかく会えるなら、また合奏もしたかったのだ。

しかし心配なのは、彼が多忙だということだ。

もともと日本国内でも有名だったが、こちらに来て、王崎がかつて優勝した国際コンクールで同様に優勝してからは
学生として勉強するだけではなく、一流のヴァイオリニストとしてリサイタルを開いたり、有名な楽団のコンサートに招かれ共に演奏するなど
さらに活躍の場を広げ続けている。

今日も、約束はしてないし、一応月森の予定をさりげなく確認したとはいえ、急用が入った可能性もないとは言い切れない。
会えるか少し心配になる香穂子だったが、考えても仕方ないので、ひとまずは月森の下宿先へ向かうことにした。


「ここが月森くんの住んでるとこかぁ〜」


着いたアパルトマンは、下宿先というには随分と豪華だと思うくらい、綺麗な場所で香穂子は驚く。

しかし、一度だけ月森の家に行ったことがあるが、あの大きくて広い家を思えば、これくらいは当然なのかもしれない。
そうして香穂子が家の前で見上げていると、後ろから初老の女性がやって来た。


「あら、うちの前に立って何かご用かしら?」

「あ・・・すみません、こちらに住んでいる人に会いに来たんですけど・・・。月森蓮くんって、ご在宅ですか?」

「蓮・・・ああ、レンね! 今うちにはいないけど、今日は珍しく仕事がないからって、学校に行ってるはずよ。
ところで、お嬢さんはレンのお友達?」

「は、はい!私、一緒に写ってる写真も持ってます。・・・これです」


一応彼は有名人だから、ファンの1人だと誤解されないよう写真を持って来ていたとはいえ
やはりこちらの言葉を勉強しておいてよかったと香穂子は思った。


「どれどれ?・・・あら本当ね!
そういえば、あなたが写ってる写真を前にもレンに見せてもらったことがあるわ。
ひょっとして、あなたカホコじゃない?」

「はい、私が香穂子です」

「やっぱり!・・・なるほどね。こんなに可愛いお嬢さんじゃ、レンが気にするわけだわ。
あなたから手紙が来てないか、レンはよく聞いてくるのよ」

「ええっ?!」

「ふふ、若いっていいわね。
そうそう、私はここの管理人なのよ。
初めまして。これからよろしくね、カホコ」

「は、はい・・・こちらこそよろしくお願いします!」



「び、びっくりした・・・。
・・・でも月森くん、私のこと気にかけてくれていたんだな」

先ほどの女性の言葉に、まだドキドキが収まらないものの、自分のことを離れてても彼が考えてくれていたことに
香穂子はうれしくて笑みをこぼさずにはいられない。
そんなことを考えつつ歩いていると、月森が通う音楽学校に着いた。

「わー、すごく大きい!」

その大きさ、そして歴史を感じる立派な建物に、香穂子はひどく驚いた。
さっき行った家も綺麗な場所だと思ったが、さすがはウィーン、いや、ヨーロッパでも有数の音楽学校。
自分が通う学院も日本では大きい方だと思うが、規模が違う。世界を舞台に活躍する人材を数多く輩出するのも納得だ。

香穂子が感嘆して、門の前で立ち尽くしていると、やがて建物から出てきた人の中に、ずっと会いたかった人物の姿をついに見出した。

「ーー月森くん!」

「・・・香穂子?!」

どうやら、気がついたらしい月森がこちらを見つけ、駆け寄り近づいてきた。

「久しぶりだね!元気そうで安心したよ」

「・・・香穂子。何故、君がここにいるんだ?」


思った以上にしかめられた彼の顔に、香穂子は少し面食らうが、気を取り直して笑顔で切り出す。


「あ・・・そうだ、それなんだけどね。
・・・月森くん、お誕生日おめでとう!」

「・・・え?」

「去年は電話だけでお祝いしたけど、やっぱり一度くらいはちゃんと顔を見て『おめでとう』って言いたかったから。
少し遠かったけれど・・・会えて本当によかった」

感慨ひとしおでそう告げる香穂子に対し、月森は自分が言われたことがすぐには理解できずにいたようだった。
しかし一拍置いてため息を吐き出すと、香穂子をまっすぐに見ながら再びしかめ面を浮かべ、口を開いた。

「全く、君は・・・相変わらずだな。
今日は平日のはずだ。大学はどうしたんだ?ヴァイオリンのレッスンは」

「そ、それは・・・でも、ちゃんと講義は出たよ。
レッスンは、今日はお休みしたけど、帰ったらまた受けるし。明日は土曜日で休みだったし・・・」

「練習を1日でも怠れば、演奏に確実に影響が出る。演奏者としてあまり感心できることではない。
・・・君はやはり、まだまだ自覚が足りないな」

「う・・・」

「それに、どうして来るなら来るで知らせなかった?
知っていたら・・・」

「月森くんを驚かせたくて・・・。だから、内緒にしたんだけど・・・
ごめん、いきなり来て迷惑だった、よね・・・」


失敗だったと思った。
考えれば、彼はいつだって自分のことをすごく気にしてくれている。
なのに、それに思い至らず心配をさせてしまった。
何故そんな簡単なことに気づかなかったのだろう。


「いや・・・謝らないで欲しい。
俺の方こそ、少し言い過ぎたな・・・悪かった」


月森がそう告げると、申し訳なくてシュンとうなだれていた香穂子は驚き、顔を上げる。
すると、先ほどまで怒っていたはずの目の前に居る彼は・・・
照れたような、困ったような、赤くなった顔で言葉を探しているように見えた。


「・・・その、まさか君が来るとは思わなかったから、驚いて。
まして、俺の誕生日のために、なんて・・・・・・。
だが、嬉しいと思う。君が来てくれたことも、また会えたことも。
・・・ありがとう、香穂子」


そう言って優しく微笑む月森に、迷惑をかけてしまったかと思ったが
どうやら喜んでもらえたようで、香穂子はホッとしたと同時に、思わず笑顔を浮かべた。
自分だけ浮かれるのではなく、やっぱり彼が喜んでくれることが、1番大事なのだから。


「ううん、私こそ喜んでもらえてよかった。
ところで、月森くんはこれから授業?」

「いや、ちょうど昼休みになったから、外で何か食べようと思って出てきたところだ」

「それなら実は私、今朝お弁当を作って持って来たの。
よかったら、食べてくれないかな」

「そうだったのか・・・。ああ、もちろん喜んでいただく」

「ありがとう!じゃあ、どこで食べよう?
日本なら今が桜見ごろだから、お花見しながらがいいだろうけど・・・
こっちじゃさすがに咲いてないだろうからな〜」

「いや・・・ウィーンでも桜は見れる。
こちらも今年は暖かいから、今はもう満開なんだ」

意外な事実を聞かされて、香穂子は目を丸くして驚く。

「そうなの?!」

「ああ。ここからすぐに行けるところにあるから、興味があるなら案内してもいいが」

もちろん興味が大いにある香穂子は、目を輝かせてうなずいた。

「本当?うん、行きたい!」

「わかった。だが、時間には限りがある。行こうか」

「ありがとう!月森くん」

「いや、大したことではない。
・・・まあいいか。行こう」

素直に喜び、まさに花が綻ぶような笑顔を見せる香穂子に
月森は、照れたように一瞬横を向いて顔を真っ赤にしていたが
彼女に応えるようにすぐ、普段なら見せないような柔らかい微笑を浮かべた。



「本当にすごく綺麗だね・・・!」


彼が連れてきてくれた場所は、本当に予想以上に見事な桜の木が数多く植えられており・・・
ちょうど花々が満開に咲き乱れている頃だった。

「このドナウパークは、ウィーンでも特に自然豊かなところで、例年も緑が多く美しい場所だが・・・
確かに、特に桜は今が1番いい季節だな」

「うん!これならお花見できるね!
じゃあ月森くんはまた学校に戻らないといけないから、お昼食べようか」

そう言い、香穂子は大事そうに抱えていたふろしき包みを開けて、中身を取り出し始める。
鮮やかな赤のたこウインナーに、綺麗な桜海老が彩る玉子焼き。
生姜のいい香りが食欲をそそるから揚げや、一晩煮込んだ煮物など、色とりどりのおかずが次々出てきた。
もう一段の箱には、白米に海苔を巻いたものから、五目ご飯を使ったものと、種類にとんだたくさんのおにぎりを詰めてある。
二段重ねの重箱は、これらで構成されていた。
その予想を遥かに上回る出来に、月森は感嘆の声をもらす。

「・・・大したものだな」

「そんな、普通のものばかりで申し訳ないくらいだよ。
日本での定番料理を作ってきたけれど、お母さんが作ってたのを見よう見まねしただけだし」

「いや、君はやはり器用なんだな。本当に俺が食べていいのだろうか?」

「もちろんだよ!月森くんの口に合うかわからないけど、たくさん作ったから好きなだけどうぞ」

「そうか。なら、今日は遠慮なくいただくことにする」

そう言うと、香穂子が渡したおしぼりで手を拭いた後、月森はまずおにぎりに手を伸ばす。
一口頬張れば、程よい塩加減で優しい味わいだった。

「・・・おいしい」

「本当?!よかった〜!」

その一言を聞き、さらに他の料理も次々と口に運ぶ彼を見て、香穂子は胸を撫で下ろす。
彼が気に入ってくれたことが何より嬉しかった。

「ああ。味もいいし、何より・・・温かい」

「気に入ってもらえたなら、本当に作った甲斐があったよ。
あ、そうだ。これもどうぞ」

香穂子はいつのまに用意したのか、水筒に淹れたみずみずしい香りのする緑茶を差し出している。

「飲み物は飛行機に持ち込めないから、お茶の葉と水筒を持ってきて、月森くんが住んでるお家に行った時にお湯だけもらってきたんだ」

「ずいぶんと気が利くな。ありがたくいただこう」


そうして、しばらくお互いにとりとめもないことを話しながら
頭上に咲く花を眺めつつ食事を進めた。
食べ終わると、月森が先に口を開く。

「・・・おいしかった。こんなにゆっくりとしたのは久しぶりな気がする」

「気分転換になったならよかった。・・・実は、お祝いしたかったのも本当だけど
私、月森くんにゆっくりして欲しかったの」

「・・・香穂子?」

「月森くんが活躍するのはもちろん嬉しいよ。
でも、月森くんは1人で頑張りすぎちゃうところ、あるから・・・たまには、お休みしてもらいたかったんだ」

すると香穂子は立ち上がりヴァイオリンを取り出すと、構えて月森を見つめた。

「私からのプレゼント。どうか、受け取って」

弓を持ち上げた次の瞬間。
花びらのように透き通った音色が零れ落ちる。

曲はハッピーバースデー。
彼女が奏でる祝福の音色は彼の心に染み入っていき。
演奏が終わっても余韻に浸る彼に新しい音が贈られる。

続いて演奏されるのはさくらさくら。
柔らかく、心惹かれる音色は更に磨きがかかり・・・
ーー月森は、香穂子の音が、心が、より自分を幸せにしてくれるようになったことを感じるのだった。


曲が終わった途端、拍手があちこちから沸き起こる。
演奏を贈った彼はもちろん、いつの間にか集まってきてたたくさんの聴衆は、賛辞の言葉と大きな手拍子をくれた。

「・・・香穂子、ありがとう。本当に素晴らしい演奏だった」

その言葉と、周りの惜しみない賛辞がただただ嬉しくて・・・
香穂子の顔には、とびきりの笑顔がこぼれていた

「こちらこそありがとう、月森くん。みなさんも」

「ああ、彼らが君を賛辞するのも当然だな。
とはいえ、これでは落ち着いて話せない。・・・場所を変えようか」

そう苦笑しつつ呟くと、月森は香穂子の手をとり、2人は素早く片付けてその場を後にした。


しばらく歩き、少し人から離れた木陰を見つけると、そこに一緒に座り込む。
それから彼は香穂子を見つめると、もう1度笑いかけ口を開いた。

「急がせてしまってすまなかった。
だが、あの状況で君に礼を言うのは、少々照れくさかったから」

そこで1度言葉を止め、息を吐き出すと、改めて月森は少々照れたように頬を赤く染め、ぽつりと話し始める。

「・・・本当にいい演奏だったし、すごく嬉しかった。他の誰でもなく、俺のためにしてくれた演奏だったから。
・・・実を言うと、ここの桜は何回か見に来たことがあったんだ。
あの木々は、日本がウィーンとの友好の証として贈った桜で、ここを通るたびに・・・
いや、どんな景色も、見るたびに、君と見た風景や思い出が浮かんできてーー君にも見せたいと、ずっと思っていた。
だから・・・本当に今回一緒に来れてよかった。
それにどのような場所でも、1人より、君と見たほうがずっと美しく見える。
こんなにゆったりと充実した誕生日は多分、初めてだ。・・・本当にありがとう」

その言葉と、こんなにも幸せそうな月森を見れて、香穂子もまた、言葉で表せないほどの幸せを感じた。

「ううん、私こそこんなに素敵な場所に連れてきてもらったし、付き合ってくれてありがとう」

そう感謝を口にし合うと、しばし穏やかな気持ちで2人は互いを見つめ合う。
だが、やがて時間の変化を告げる鐘の音がどこかから聞こえてきた。

「・・・時間が来てしまったな」

「そうだね・・・もう、戻らないといけないよね」

「ああ、だが・・・君のこの後の予定はどうなっている?」

「えっと、明日は運良くお休みだからもう少しこっちにいるつもりだけど」

「よかった。それなら俺も今日は学校が終わったらすぐ迎えに行くから、君はどこかで待っててくれないか」

「え・・・でも、月森くんもレッスンあるんじゃ・・・」

「いいんだ。君の言う通り、今日くらいは休むことにする。
学校の近くにカフェがあるんだ。そこで飲み物でも飲んで待っててくれれば、後でケーキくらいごちそうしよう」

「・・・うん、じゃあそこで待っているね」

「ありがとう。・・・では行こうか」

再び立ち上がった2人は、互いに指を絡めて手をつなぐ。
もう少し一緒にいられる幸福にどちらも、春の浮き立つ気分が伝染したように今日ばかりはすっかり浮かれるのだった。


それからしばらくして学校が終わった月森が、香穂子にウィーンの街を案内した後、空港まで見送りに来ていた。

「本当に今日はありがとう、月森くん。美味しいケーキもごちそうになっちゃって」

「いや、昼食を俺もごちそうしてもらったから。・・・ところで、少しいいだろうか」

そう言うと、予想もしない行動に彼は打って出て、香穂子はしばし真っ赤になりフリーズする。

「つ・・・月森くん?」

「すまないが、少しだけでいい。このままでいてくれないか。・・・君の温もりを少しでも記憶に留めたいんだ」

香穂子の華奢な体を月森は強く抱きしめた。そして、そのまま言葉を続ける。

「本当は・・・俺も淋しかった。電話があるから声はいつでも聞ける。
けれど、やはりこうして直接顔を見たり、触れたりすることはできない。
・・・それでも、俺の夢を応援してくれた君にそんな情けないことは言えないと思ってたから」

「・・・っ!そんなこと、ないよ!
私だって、月森くんに会えなくなるのは、本当は寂しいけど、あなたを困らせたくなかったし・・・
応援しているのも本当だったから言わなかっただけだもの」

月森はそれを聞くと、大分驚いた顔をしたものの、すぐに、どこか安堵したように表情を和らげた。

「・・・そうか、やはり我慢をさせてしまったんだな。
それを俺は憂うべきなのに・・・君が同じ気持ちでいてくれて嬉しいなどと、思ってしまうんだ」

「私もだよ。だから、会えて本当に嬉しかったんだよ」

「俺もだ。本当に・・・来てくれてありがとう。
やはり、俺は君のことが好きだよ。・・・いつか必ず今度は、俺が君をウィーンに招待する。
その時には・・・また来てくれるだろうか?」

「もちろんだよ。だから、月森くんも夢に向かって迷わず進んで。
でも無理はしないでね。心配してしまうから」

「・・・ありがとう。あと、合奏もしてくれて本当に感謝する。君と音を合わせるのは、やはり1番心地いいから。
また会える日を楽しみにしている。・・・どうか気をつけて」

「うん、私も・・・頑張る。その日を励みにするね」

そうしてしばらく香穂子たちは、じっとお互いの体温を確認するように、抱きしめ合い続け。
ーー遠い異国の春風とそこの住人たちは、そんな2人を微笑ましく見守っているのだった。


あとがき☆
というわけで、レン(笑)いや、蓮くんの誕生日お祝いの短編です〜!

何だか予定より大幅に長くなってしまいました(笑)
色々書きたいことがたっぷりあってこうなってしまったわけですが、これでも結構割愛したのですよ!
例えば香穂ちゃんが蓮くんに会うため、ウィーンまでの飛行機代をバイトして貯金したこととか
あと、ウィーンでの2人のデートの様子も余計に長くなるので、やむを得ず諦めまして・・・
そうそう、ドナウパークという公園の存在も、そこに桜の木があるのも事実です
ウィーンでも桜が見れるというのは、意外で驚きました

あ、それとアンコールの後日談イベントでちょこっと出てきた、蓮くんの下宿先の女主人も出しました!
ゲームで蓮くんの恋を応援していたあのかたが結構好きだったので・・・
香穂ちゃんや蓮くんをからかう彼女を想像すると、何か楽しいです(笑)

でも、書くの楽しかったです!いや、やはり遠距離恋愛してるし、旅立ってから一年後の設定なので・・・
たまに会えた時くらい、彼もこれくらい甘くないと!(笑)
ツンデレ大好きなので、ホント幸せでしたv

2人の幸せそうなのと、絆の強さが表現できているでしょうかね?
蓮くん、そして月日ファンのかたに楽しんでいただければ幸いです♪

とにもかくにも、蓮くん、お誕生日おめでとう!

*ブラウザバック推奨